このお話を思いついたきっかけ、込めた想い、出版の経緯…
⚫︎「ビーバーがお金をダムの補修に使っていた」のは実話!?
お話の着想は、ここから得たものです。
『世界のどうぶつ絵本』(前田まゆみ著、あすなろ書房)は、優しいタッチで描かれた可愛い動物がいっぱいの絵本です。ぜひこちらも手にとってご覧くださいね。
ビーバーさんたち、可愛すぎ!
人間にとっては目の色が変わる札束も、動物にとってはただの紙切れ。葉っぱと同じ、あるいは、濡れても破れにくいぶん、葉っぱよりも便利な「補修材」というわけですね。
⚫︎お金ってなんでしょうね?
私も一児の母ですから、こどもへの「お金の教育」にはとても関心があります。
お金は人を幸せにしたり、社会を良くする力があるものです。一方で、付き合い方を間違えると不幸にもなるし、「とにかく金さえあれば」など、お金に対して誤った考えが強いと、泥棒や詐欺師にもなってしまうのかもしれません。
この絵本のお話は、「幼いこどもたちにも、少しでも多く、お金について考える機会をもってほしい」という思いで描きました。
お金を取り返しに来たどろぼうが、ビーバーたちにワチャワチャと囲まれて気づくものとは?
⚫︎出版のきっかけ
このお話は、「第9回絵本出版賞」ストーリー部門で最優秀賞をいただき、出版することになりました。
1年余りの準備期間を経て、みらいパグリッシングより2023年11月下旬に出版。
大切な子への、クリスマスプレゼント、お年玉セット、卒園や入園入学のお祝いにも、喜んでいただけるものと思います。
ぜひお手にとって頂けたら嬉しいです。