毎回1冊お金教育関連の本を読み、私自身のエピソードや感想を書き残します。
【今回読んだ本】
『おカネの教室』〜僕らがおかしなクラブで学んだ秘密
高井浩章(たかいひろあき)
株式会社インプレス
⚫︎あなたのお値段、おいくらですか?
中学校で突如開設された「そろばん勘定クラブ」を舞台に、中学生の二人が謎多き先生から「お金についてのレクチャー」を受ける金融・経済系学園ドラマ。
あとがきには
「本作はもともと、筆者の家族内の回覧読みものでした。長女が小学5年だった頃に連載を開始。(中略)経済やお金の仕組みがわかる、楽しい読みものを探したのですが、しっくりくる本がみつからず、いっそ自分で書いてしまおう」
とあります。
いやいや、パパさんお話作りが上手すぎっ!
…からの親近感w
小学生から楽しく読めるかどうかは個人差あると思いますが、私にはかなり面白かったです。リーマンショックのことなど、これまでいまいちピンと来なかった経済の仕組みが腹にストンと落ちました。
地主の家に生まれた令嬢のコンプレックスや、純情男子の淡い恋心など、筆者の娘さんたちを飽きさせないような工夫も、しっかりしたドラマになっています。
いつかうちの息子にも読んでほしい秀作です。
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